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6 days ago |
jp.reuters.com | Kentaro Sugiyama
[東京 2日 ロイター] - 財務省が2日発表した2025年1─3月期の法人企業統計によると、金融業と保険業を除く全産業の設備投資額は前年同期比6.4%増となった。食料品の生産能力増強や駅周辺開発投資などがけん引し、過去最高を更新した。季節調整済み前期比では1.6%増と、4四半期連続のプラスだった。 設備投資は2四半期ぶりプラス。製造業が前年同期比4.2%増、非製造業が7.6%増となった。製造業では食料品のほか、鉄鋼で自動車向け鋼板の生産能力増強投資などが寄与。非製造業では運輸業、情報通信業などがプラスに寄与した。 売上高は製造業、非製造業ともに伸び、全体で4.3%増の404.2兆円と過去最高となった。16四半期連続の増収。製造業は輸送用機械と情報通信機械、非製造業は卸売業とサービス業がそれぞれ増収をけん引した。...
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1 week ago |
jp.reuters.com | Kentaro Sugiyama
5月30日、トランプ米政権との関税交渉を巡り、赤沢亮正経済再生相が4度目の閣僚級協議に臨む。写真は日米両国の旗。2024年4月、ワシントンで撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque) [東京 30日 ロイター] - トランプ米政権との関税交渉を巡り、赤沢亮正経済再生相が4度目の閣僚級協議に臨む。キーパーソンであるベセント財務長官を交えた協議を通じて一致点を見出したい考えだが、政府内には今回の交渉でトランプ大統領が納得するパッケージにまとめ上げるのは難しいとの見方が多い。様々な交渉カードが浮上する中、米国の貿易赤字縮小をアピールできる防衛装備品の購入などが焦点となる可能性もある。 赤沢氏は先週の3度目の閣僚級協議でラトニック商務長官、グリア米国通商代表部(USTR)代表と個別に意見交換を行ったが、大統領が交渉のカウンターパートに指名しているべセント氏は不在で会談できなかった。政府内には日本側の主張がきちんと理解されていないのでは、との懸念がある。...
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1 week ago |
jp.reuters.com | Kentaro Sugiyama
5月29日、石破茂首相は都内で講演し、日米関税交渉に関連し「われわれは関税よりも投資を訴えている」とした上で、高関税をかけることによる経済の繁栄はないとの見方を示した。都内の首相官邸で21日撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)[東京 29日 ロイター] - 石破茂首相は29日、都内で講演し、日米関税交渉に関連し「われわれは関税よりも投資を訴えている」とした上で、高関税をかけることによる経済の繁栄はないとの見方を示した。*この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「UPDATE」と表示します。私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab
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1 week ago |
jp.reuters.com | Kentaro Sugiyama
5月27日、日銀の植田和男総裁は、金融研究所主催の「2025年国際コンファランス」であいさつし、先行きに関する日銀の中心的な見通しが実現していけば、経済・物価情勢の改善に応じて引き続き利上げしていくと改めて語った。写真は政策会合後の記者会見に出席する同総裁。5月1日、東京で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 27日 ロイター] - 日銀の植田和男総裁は27日、金融研究所主催の「2025年国際コンファランス」であいさつし、先行きに関する日銀の中心的な見通しが実現していけば、経済・物価情勢の改善に応じて引き続き利上げしていくと改めて語った。見通しが実現するかは通商政策などの不確実性がきわめて高く、予断を持たずに判断していくとした。 植田総裁は、一時的な変動要因を除いた基調的な物価上昇率を評価するため、予想物価上昇率を注意深くモニターしていると説明。足元は1.5%から2.0%の間にあり、ゼロから引き上げることに成功したものの、2%にアンカーされているという状況にはまだ至っておらず、今なお緩和的な政策スタンスを維持し続けていると話した。...
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1 week ago |
jp.reuters.com | Kentaro Sugiyama
5月26日、 S&Pグローバル・レーティングは日本製鉄による米USスチールの買収が実現すれば、日鉄の信用力には大きな負担になるとの見方を示した。写真は日鉄のロゴ。都内で2024年4月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato) [東京 26日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは26日、日本製鉄(5401.T), opens new tabによる米USスチール(X.N), opens new tabの買収が実現すれば、日鉄の信用力には大きな負担になるとの見方を示した。S&Pの従来想定の買収資金141億ドル(約2兆円)に加え、「一部で報道されている140億ドル規模の追加投資をUSスチールに行えば、同社の財務負荷が大きく増す」と指摘する。 従来は買収が進展、かつ負債を中心に資金調達がなされた場合、クレジット・ウォッチ解除時に同社の格付け(BBB+)を1─2ノッチ(段階)引き下げるとしてきたが、追加の巨額投資で短期間に大きな財務負担を負うことが確実になれば、2ノッチにはとどまらない可能性があるとした。 私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens...
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