
Tomo Uetake
Senior Correspondent and Interviewer at Reuters
Articles
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1 week ago |
jp.reuters.com | Tomo Uetake |Mariko Sakaguchi
5月27日の金融市場では、超長期金利の急低下を受けて長期金利の指標となる新発10年国債利回り(長期金利)が低下し、さらに円安/株高にまで波及した。都内で2024年3月撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon) [東京 27日 ロイター] - 27日の金融市場では、超長期金利の急低下を受けて長期金利の指標となる新発10年国債利回り(長期金利) が低下し、さらに円安/株高にまで波及した。天井感が見えなかった超長期金利の上昇を抑えるため、財務省が2025年度の国債発行計画の年限構成を再検討する、との報道 もっと見る が伝わり、これまで売り建てていた参加者が買い戻しを急いだ。 3月から上昇基調を辿っていた超長期金利にようやくブレーキがかかった。 超長期ゾーンの金利は、先週の20年国債入札が記録的不調となって以降、一段と上昇に拍車がかかっており、市場では国債の需要に比べて発行が多過ぎることが根本原因だとして、財務省などからの「公的支援」を求める声が広がっていた もっと見る 。...
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2 weeks ago |
jp.reuters.com | Tomo Uetake
5月21日、円債市場で起きている需給の地殻変動に加え、7月の参院選に向けた財政拡大論の広がりにより、超長期国債の金利が市場参加者の予想を超えて急上昇している。写真は日銀本店。1月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato) [東京 21日 ロイター] - 円債市場で起きている需給の地殻変動に加え、7月の参院選に向けた財政拡大論の広がりにより、超長期国債の金利が市場参加者の予想を超えて急上昇している。一部の海外勢は買い出動し始めたものの、従来の主力の買い手だった生命保険会社の代替としては力不足だ。金利上昇に天井感は見えず、発行額の減額や既発債の買い入れなど財務省や日銀から何らかの対応策が示されるのか注目されている。 <記録的不調の入札、金利「見たことのない」水準> 国債市場では、財務省がきのう実施した20年債入札でテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が38年ぶり水準となる記録的な不調だったことをきっかけに超長期国債が売られ、30年・40年金利が過去最高水準に急伸。その流れは21日も止まらず、30年金利は3.185%、40年金利は3.635%と記録をあっさり塗り替えた。...
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1 month ago |
jp.reuters.com | Tomo Uetake
4月25日、第一生命保険は2025年度の一般勘定資産の運用について、円建て債券は責任準備対応債券の入れ替えを中心に取り組み、残高はおおむね横ばいになるとの計画を示した。写真は同社の看板。2010年3月、都内で撮影(2025年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 25日 ロイター] - 第一生命保険は25日、2025年度の一般勘定資産の運用について、円建て債券は責任準備対応債券の入れ替えを中心に取り組み、残高はおおむね横ばいになるとの計画を示した。一方、国内株はリスク削減のため、前年度に続き残高を圧縮する。 市村直人運用企画部長が資産運用計画説明会で明らかにした。 市村氏は、第一生命では上場企業の傘下にある保険会社として、資本コストを上回る資本効率の安定的な実現に向けて継続的に取り組んでいると説明。その上で「市場リスクのうち金利リスクについては足元までに相当程度圧縮できた。目先は株式リスクの削減が大きな焦点」との考えを示した。...
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1 month ago |
jp.reuters.com | Tomo Uetake
4月24日、日本生命保険は2025年度の一般勘定資産運用計画で、円金利資産の柱である「国内債券等」の残高を圧縮する。写真は同社のロゴ。2019年2月、都内の本社で撮影(2025年 ロイター/Hideyuki Sano) [東京 24日 ロイター] - 日本生命保険は2025年度の一般勘定資産運用計画で、円金利資産の柱である「国内債券等」の残高を圧縮する。日本国債についても、日銀のマイナス金利導入を受けた2016年度以来9年ぶりの残高減となる。超低金利の時期に投資した低利回りの債券を売ってより高い利回りの債券に入れ替え、ポートフォリオの強化を図る。 都築彰執行役員・財務企画部長が24日、運用方針説明会で明らかにした。 今年度の新規資金は、円債の入れ替えで売却損が出る関係で例年より少ないが、24年度実績(速報ベースで6100億円)とおおむね同程度を見込む。 このうち、円金利資産の軸となる「国内債券等」には30年物日本国債をメインとする国内債券のほか、通貨スワップでキャッシュフローを円建てに固定した外国社債が含まれるが、いずれも残高を圧縮する。...
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1 month ago |
kfgo.com | Anton Bridge |Miho Uranaka |Tomo Uetake
By Anton Bridge, Miho Uranaka and Tomo UetakeTOKYO (Reuters) -Japanese government bonds (JGBs) are now a natural investment target over the medium and long term for Norinchukin Bank as the return of inflation and higher interest rates have made them more attractive, its new chief executive said.
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