
Daisuke Takimoto
Deputy Digital Editor at Wired Japan
@WIRED_jp 『WIRED』日本版デジタル副編集長。全国紙記者、日経ビジネス、日本経済新聞記者などを経て現在に至る。食、温泉、猫、クルマ、ガジェット。SFC。科学と芸術の間を行ったり来たり。東京/海浜幕張←→群馬。https://t.co/qwWAFiCDoz
Articles
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3 weeks ago |
wired.jp | Daisuke Takimoto
Information 研究者:柏﨑貴大、井上飛鳥 方式:光(測定誘起型) 参入年:2010年代 光情報通信の分野で培ってきた技術を生かし、理化学研究所や東京大学などと共同で光方式の量子コンピューターの開発に取り組んでいる企業が日本電信電話(NTT)だ。2024年11月には光方式による新型量子コンピューターを開発したことが発表されたばかりだが、この技術において“心臓部”といえるデバイスを開発したのが、NTT先端集積デバイス研究所である。大容量光通信の実現に欠かせない技術の研究開発を担っており、それらを応用したかたちだ。 同社が開発する光方式の量子コンピューターは、光の波としての性質を利用している。光パルスを時間的に細かく分割して連続的に処理する手法によって大規模な量子もつれ状態を効率的に生成し、その測定結果を基に量子計算を実行する仕組みだ。...
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4 weeks ago |
wired.jp | Daisuke Takimoto
Information 研究者:後藤隼人、綿引 賢(事業開発担当)、辰村光介 方式:超伝導、量子インスパイアード 参入年:1990年代(超伝導方式は2015年) 1990年代に起きた量子コンピューターの第1次ブームのきっかけは、量子コンピューターが公開鍵暗号を破ってデータ通信のセキュリティを脅かす恐れがあることを問題提起した「ショアのアルゴリズム」だった。そうした早い段階から量子技術の研究を始めた企業の1社が、東芝である。 「東芝の強みは、そこから現在に至るまで量子コンピューターの研究を途切れることなく続けてきたことです」と、東芝で量子コンピューターの研究開発をリードするシニアフェローの後藤隼人は説明する。後藤によると、すべての方式を見渡したうえで最もポテンシャルが高い方式が超伝導だと気付き、2015年から本格的に研究を開始したという。「大量の電子が量子状態を保つという特性を生かすことで、非常に高性能な量子コンピューターを実現できると考えています」...
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1 month ago |
wired.jp | Daisuke Takimoto
バッテリー交換式の電気トラックが東京の街を走り始める。三菱ふそうトラック・バスと三菱自動車によるバッテリー交換式の電気トラックなどの配送車両を、東京都内に設置した全自動バッテリー交換ステーションで運用する数十億円規模のプロジェクトが動き始めたのだ。 電気自動車(EV)向けのバッテリー交換システムを手がける米国のAmpleが技術を提供し、東京都内の各所に複数の交換ステーションを設置する。このプロジェクトは東京都と東京都環境公社による「新エネルギー推進に係る技術開発支援事業」の支援対象として採択されており、総投資額のうち都からの補助金が数十億円程度になるとみられる。 三菱ふそうトラック・バスは、すでに2024年9月から京都市内でバッテリー交換式の小型電気トラック「eCanter」を用いた実証実験を開始している。この電気トラックはAmpleの交換式バッテリーモジュールを装着したモデルで、2023年に両社が提携して開発した。すでに京都市内にAmpleの全自動バッテリー交換ステーションが設置されており、eCanterのバッテリー交換モデルをヤマト運輸が集配業務に使用している。...
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1 month ago |
wired.jp | Daisuke Takimoto
まさに“正常進化”と呼べるモデルチェンジである。アップルが3月5日(米国時間)に発表した新型「MacBook Air」は一見すると従来モデルと同じデザインではあるが、従来の「M3」チップを置き換えるかたちで「M4」チップを搭載して性能が向上している。また、本体カラーの新色として淡いメタリックブルーである「スカイブルー」が追加された。 一方で、価格は従来から据え置かれた。これまでと同様にディスプレイのサイズが13インチと15インチのモデルが用意されており、日本での価格は16万4,800円からで従来モデルと同じ。ただし、米国では100ドルの値下げとなっている。 新たに搭載された「M4」チップは、10コアのCPUと最大10コアのGPU、16コアのNeural Engineを内蔵しており、最大32GBのユニファイドメモリーに対応している。アップルによると、CPUのパフォーマンスは「M1」チップ搭載モデルの最大2倍だという。 なお、M4チップは、「iPad Pro」や「iMac」「MacBook Pro」「Mac...
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1 month ago |
wired.jp | Daisuke Takimoto
アップルが「iPad」シリーズの一部を刷新した。ミドルレンジモデルの「iPad Air」と、エントリーモデルである「iPad」の第11世代モデルを3月4日(米国時間)に発表したのだ。いずれも基本的な見た目はそのままに新しい世代のチップを搭載する“正常進化”といえるモデルチェンジだが、注目すべきはエントリーモデルの日本での価格が据え置かれたことだろう。 新モデル「iPad(A16)」は2022年に発売された第10世代モデルの後継機で、約2年半ぶりの刷新となった。チップは従来の「A14」から「A16」に変更され、標準ストレージ容量は2倍の128GBからとなっている。ディスプレイは「Liquid Retinaディスプレイ」で、画面サイズは10.9インチから11インチに拡大した。なお、従来モデルと同様に顔認証には対応せず、電源やスリープのオン/オフに用いるトップボタンに内蔵された指紋認証機能「Touch ID」を用いる。...
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RT @utadahikaru: 貴重な体験をありがとうございました。最高でした!また行きたい🙈

RT @wired_jp: 宇多田ヒカル、CERN訪問の裏側をSNSで限定公開! 今日発売の雑誌『WIRED』日本版VOL.56「Quantumpedia:その先の量子コンピューター」のカバーストーリーは、宇多田ヒカル「CERN探訪記」。 https://t.co/9ZGOb…

RT @ototokotobasha: 細胞から培養して3Dプリンターで仕上げる「培養肉」について、取材から執筆まで記事を担当しました。ポイントは“美味しいお肉”を目指している点。供給不足に備える代替食としての役割に留まらない培養肉の魅力とは?テクノロジーでわくわくする未来を感…