Wired Japan

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Wired is a monthly magazine from the United States that is available in both print and online formats. It explores the impact of new technologies on culture, the economy, and politics. The magazine is owned by Condé Nast and is based in San Francisco, California. Since its launch in March/April 1993, it has expanded to include several international editions, such as Wired UK, Wired Italia, Wired Japan, and Wired Germany. Additionally, Condé Nast's parent company, Advance Publications, holds a significant stake in Reddit, a popular online information platform.

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  • 3 days ago | wired.jp | Julian Chokkattu

    F1マシンに、通常の映画用シネマカメラを搭載することはできない。これらの車両は非常に厳密な仕様でつくられており、ドライバー視点のレース映像を記録するのは、ただGoProを取り付ければ済むという話ではない。 これが、アップルが直面した技術的課題だった。新作映画『F1/エフワン』において、監督のジョセフ・コシンスキーと撮影監督のクラウディオ・ミランダは、本物のPOV(一人称視点)のレース映像を使用したいと望んだのだ。 最近F1を観たことがある人なら、コックピットのすぐ後方から撮影され、ドライバーのヘルメットの上部や側面が画面に映る映像を目にしたことがあるだろう。こうした映像は、車両に組み込まれたオンボードカメラによって撮影されるが、テレビ放送用に設計されているため、解像度は低く、特定のカラースペースとコーデックに最適化されている。映画と調和させるには限界があった。 そこでアップルのエンジニアリングチームは、従来の放送用モジュールを、iPhoneの技術を基にしたカスタムカメラに置き換えることにした。 外見はiPhoneに見えないカメラ...

  • 5 days ago | wired.jp | Daisuke Takimoto

    1960年代以降に“ワーゲンバス”の愛称で親しまれてきたミニバンの現代版として、フォルクスワーゲンが日本市場に投入した電気ミニバン「ID. Buzz」。その日本仕様が発表された6月20日、東京都内で短時間だが試乗する機会に恵まれた。といっても、フォルクスワーゲンの担当者が運転する車両に約30分にわたって同乗するという体験である。ID. Buzzの日本仕様はサイズによって2つのモデルが用意されており、ひとつが6人乗りのノーマルホイールベース仕様、もうひとつが7人乗りのロングホイールベース仕様。同乗試乗したID.

  • 6 days ago | wired.jp | Michiaki Matsushima

    ※〈大屋根リング編〉から続く。 円環とその中心──それが大阪・関西万博の理念を体現する場所なのだと、テーマ事業プロデューサーを務める宮田裕章は言う。そこで、編集長の松島倫明が実際に宮田と「大屋根リング」「静けさの森」「Better Co-Being」を結ぶコースを一緒に歩きながら、そこから立ち上がる芳醇なるコンテクストと「未来への問い」を読み解いていくことに。今回は「大屋根リング」を降りて会場の中心にひっそりと佇む「静けさの森」へ。 『WIRED』ポッドキャスト版ではこの行程を音声で楽しめるので、ぜひ実際に同じルートを歩きながら副音声としても活用してほしい。万博の真髄が、予約なしで堪能できるはずだ。 〈静けさの森〉編 宮田裕章(以下、宮田):それでは「静けさの森」に向かいましょう。「大屋根リング」を設計し、万博の会場デザインプロデューサーを務めた藤本壮介さんの建築って、コンセプトがすべて「森」なんです。人と世界をつなぐ象徴として「自然」があり、その自然の象徴として森を選んでいる。例えば日本は、自然を放っておくと森になりますよね。 松島倫明(以下、松島):...

  • 6 days ago | wired.jp | Michiaki Matsushima

    かつての70年万博を岡本太郎の太陽の塔が象徴したように、今回の大阪・関西万博を象徴するものと言えば会場デザインプロデューサーである藤本壮介設計の「大屋根リング」になるだろう。その階上に一歩足を踏み入れれば、眼前に広がる光景に誰もが目を見張り、その圧倒的にフィジカルな体験にしばし没入するはずだ。 だが、かつて太陽の塔が会場のほぼ中央に屹立していたように、今回の万博を象徴する空間が、実は大屋根リングの中心にある。「静けさの森」という名のそのエリアは、10万人を超える来場者でいっぱいの空間とは隔絶されたメタバースのように、静謐さを湛えて184日間の喧騒を見つめている。藤本とともにテーマ事業プロデューサーとしてこの森を手がけた宮田裕章は、「大屋根リング」と「静けさの森」を地続きとして捉え、それこそが「万博の理念を体現する」仕掛けなのだと言う。そしてその連なりの先に、自身のシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」があるのだと。 180以上のパビリオンが未来に向けて競演する今回の万博において、「大屋根リング」「静けさの森」「Better...

  • 6 days ago | wired.jp | Michiaki Matsushima

    ※〈大屋根リング〉編はこちら。 ※〈静けさの森〉編はこちら。 大阪・関西万博を象徴する「大屋根リング」や、その円環の中心に佇む「静けさの森」。そして、テーマ事業プロデューサー宮田裕章が手がけたシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」は、すべてが「一体の流れ」として構想されたのだと宮田は言う。今回、編集長の松島倫明が実際にその三位一体のコースを宮田と一緒に歩きながら、万博の理念を“体感”し、「未来への問い」と共鳴していくツアーを敢行。最終回はいよいよシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」へ。 『WIRED』ポッドキャスト版ではこの行程を音声で楽しめるので、ぜひ実際に同じルートを歩きながら副音声としても活用してほしい。 〈パビリオン〉編 宮田裕章(以下、宮田): このあたりは人も増えて、だいぶ賑やかになってきましたね。 松島倫明(以下、松島): 歩くのも、ちょっと困難な感じになってきました。 宮田:...

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