
Mina Oba
Articles
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1 week ago |
vogue.co.jp | Mina Oba |Yaka Matsumoto |Sakura Karugane
未来を考える起点となる場所として誕生したFIRST PLACEは、単なるリノベーション空間ではない。時間をかけて積み重ねられてきた素材と、これからの暮らしを見据えたデザインが融合する場だ。通常なら図面やスケジュールを整えて進めるキッチンづくりも、建築家・岡村俊輔は、床下から現れたひび割れコンクリートの美しさをいかに生かすか、といった「対話」から始める。社会が変容する中で、未来をどう捉えるのか──建築の観点から向き合う「などや」と、「Immer Besser(常により良いものを)」を理念に、時代に合わせて常に人の暮らしに寄り添ってきたドイツの家電ブランド「ミーレ」が共鳴する。 跳躍から着地へ。未来に向けての問い 岡村は、このプロジェクトを「未来への原点」と位置づける。「社会は今、大きな局面を迎えています。急激な人口減少、価値観の変容、社会構造の変化──これらを前に、私たちは都市でどう生...
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1 week ago |
vogue.co.jp | Mina Oba |Yaka Matsumoto |Sakura Karugane
ミシュラン三つ星に輝く名店は、ただ美味しいだけではない。食材がもつ生命力や自然との共生、そして人の感性を呼び覚ます仕掛けが施されている。「食、とりわけ外食には、メッセージを読み解く力が必要な場面もありますが、同時に日常から解放され、自由な心で楽しめるという点は、ほかのアートと通じる部分かもしれません」と、生江は語る。 食と自然、そして私たちの生き方への問い...
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Jan 10, 2025 |
vogue.co.jp | Mina Oba |Nanami Kobayashi
受験生の71%が常に生理による不安を抱える 受験生とその家族をサポートする「#生理ケアは応援になる」プロジェクトを展開する、ユニ・チャームのソフィは、高校2年生から大学1年生の子どもを持つ母親と、高校2年生から大学1年生の学生合計300人それぞれに、生理・PMSに関するアンケートを実施。 その結果、「受験日と生理が重なるかどうか不安」と回答した学生は85%にのぼり、多くの受験生が入試当日の生理の不安を抱えていることがわかった。また、「生理による頭痛や腹痛で勉強に集中できないときがあり不安」と回答した学生は71%いるが、「生理の症状や困ったことなどについて話し合えていると思いますか」という質問に、“話し合えていると思う”と回答した学生は43%。一方で、“話し合えていると思う”と回答した親は60%と親子間で認識のギャップが生じている可能性もある 。...
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Jan 8, 2025 |
vogue.co.jp | Masami Yokoyama |Mina Oba
「例えば今、21世紀に生きる私たち人類が初めて火を発見した瞬間にテレポートしたと想像してみてください。私たちが現在向き合っているAIは、これら歴史上の重要な発見にも似たものだと思います。ですがAIは例えるなら火のようなもので、使い方次第ではときに危険なものにもなり得る両刃の剣。未知のAIの可能性に対して抱く私たちの感情は、これと同じなのです」 2023年、「TIME 100AI」に選出された際、同誌にこう語ったフェイフェイ・リー は、1976年に中国・北京で生まれ、16歳のときに一家でアメリカ移住したコンピューターサイエンティストだ。インテル・ライフタイム・アチーブメント・イノベーション・アワードの受賞や、全米工学アカデミー/全米医学アカデミー会員およびアメリカ芸術科学アカデミー会員への選出、そして2023年にはアントニオ・グテーレス国連事務総長設立「国連科学諮問委員会」のメンバーにも任命された彼女は、世界的に“AIのゴッドマザー”とも呼ばれ、AI開発の最前線でさまざまな研究に取り組んでいる。 小さな知的好奇心からAIのゴッドマザーへ...
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Dec 25, 2024 |
vogue.co.jp | Masami Yokoyama |Mina Oba
「アメリカに住む黒人である私には、もともとアイデンティティという感覚がなく、それをアメリカ社会から与えられてるように感じてきました。その理由は、歴史にかき消されてしまった奴隷制以前のルーツの文化を私がきちんと学んでいなかったからです。ですから、この旅で“祖国”を訪れた私は、その一つひとつのピースを丁寧に組み立てて、自分自身でそれを発見したのです」 自身が立ち上げた団体「Daughter」にこう言葉を寄せたモデルのエボニー・デイビスは、1992年にアメリカ・ワシントン州シアトルに生まれ育ったスーパーモデルだ。2003年に人気リアリティショー「America’s Next Top Model」シーズン18出演直後からカルバン クライン(CALVIN KLEIN)のキャンペーンに抜擢され、『VOGUE』や『Glamour』などのメディアを総なめにした彼女は、一方でSNSなどを通じてファッション業界における有色人種モデルに対する差別や課題について繰り返し訴えてきた活動家としても知られる。 その一環として、「TED...
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