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Anzu Kawano

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Articles

  • 5 days ago | vogue.co.jp | Jessica Scemama |Anzu Kawano

    1810年、ブレゲ(BREGUET)はナポレオンの末妹であり、ナポリ王妃のカロリーヌ・ミュラのために史上初の腕時計を製作した。だが20世紀までは懐中時計やチェーンに繋げてペンダントとして着用するウォッチが主流で、実用性の高い腕時計が定着し始めたのは第一次世界大戦の頃。兵士が時間管理のために身につけたことがきっかけで世界的に普及したという。このように時代とともに進化してきた時計だが、現代では時刻を知らせるものではなく、一種のジュエリーとして扱われつつある。そして世界のメゾンも、タイムピースの新たな形を提案している。 襟もとを飾るペンダントウォッチ 「『大勢の人が交わる何か』というアイデアから発想を広げました。その『何か』は駅のホームです。人が出会い、別れ、再会に喜び、旅立ちに悲しむ場所です。2度と会うことはないけれど、どこか印象的で、ずっと忘れられない人を見かけることもあるますし、その人に影響され続けることもあります。私の場合、ホームとは何となくそういった場所ですね」と語ったニコラ・ジェスキエールは、ルイ・ヴィトン(LOUIS...

  • 1 week ago | vogue.co.jp | Emily Chan |Anzu Kawano

    最近ではヴィンテージ品を買い求めることは、多くの人にとってごく当たり前のことだ。誰とも被らない掘り出し物を揃えられるだけでなく、希少なアイテムを元値よりも遥かに安く手に入れることができるため、新品にはないメリットが色々とある。 しかし、アーカイブバッグといった一定のアイテムの人気は高まっている一方で、ヴィンテージのシューズは気に留めない人が多い。もちろん修理やクリーニングをすれば、ヴィンテージのものでも問題なく履くことができるが、服やほかの小物に比べると衛生面が気になり、汚れと着用感が目立ちやすいことがその主な理由だろう。 だが、昨年ベラ・ハディッドがカンヌ国際映画祭でプラダ(PRADA)の過去アイテムの中でも需要が高くて入手困難なピンクのキトゥンヒールを着用したおかげで、ヴィンテージシューズに対する世間の考え方は変わり始めている。中古ラグジュアリーファッション・マーケットプレイスのヴェスティエール・コレクティブ(VESTIAIRE...

  • 1 week ago | vogue.co.jp | Shelby Wax |Anzu Kawano

    2025年4月7日から10日(現地時間)の4日間にわたり開催された2026年春夏ニューヨーク・ブライダル・ファッションウィーク。プレゼンテーションにショールームでの展示会にランウェイショー、さらには本物の結婚式と、大御所ブランドも若手デザイナーも連日、あらゆる形式で最新コレクションを発表し、息つく暇もないほど見どころ満載のシーズンとなった。多くの花嫁にとってお色直しは当たり前になっており、それも1回や2回ではなく、複数回するのが今や一般的。実際の式、披露宴、二次会、リハーサルディナーなど、海外の花嫁はそれぞれに全く異なるルックを纏い、ブランドもその需要に応じて、各シーンに適したドレスを打ち出している。2026年春夏シーズンでもこの流れは顕著で、どのデザイナーもさまざまなTPOに見合ったユニークなウエディングドレスを披露。「ブライダルルック」というものを独自に再解釈していたが、いくつかの素材やシルエットは共通して見られた。中でも特に際立った6つのトレンドをまとめてお届け。1.

  • 1 week ago | vogue.co.jp | Hannah Jackson |Anzu Kawano

    ペアコーデやリンクコーデは、好き嫌いが分かれる。パートナーであれ、友達であれ、兄弟姉妹であれ、誰かとお揃いのアイテムを身につけることはどこか恥ずかしい。そんな照れくささも吹き飛ばすシックなリンクスタイルをものにしているのが、カリフォルニア出身のポップロックバンド、ハイム(Haim)のエスティ、ダニエル、アラナだ。 三姉妹からなるバンドだけあって、ハイムは統一感のあるコーデの組み方をマスターしている。過去10年以上にわたって、彼女たちは三者三様でありながらも調和がとれた、絶妙なスタイルを確立してきており、ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)の2025-26年秋冬ショーでは色と柄違いのミニ丈ルックを纏い、グラマー・ウィメン・オブ・ザ・イヤー・アワード2022では、ネクタイまでマッチしたお揃いのスーツ姿を披露。毎回三人揃って全く同じアイテムを着用するのではなく、シーンに合わせてお揃い度合いを巧みに調整する、まさにリンクコーデの達人だ。...

  • 1 week ago | vogue.co.jp | Emily Chan |Anzu Kawano

    ダイアナ元妃が贔屓にしていたデザイナーには、キャサリン・ウォーカー(CATHERINE WALKER)、エマニュエル(EMANUEL)、ブルース・オールドフィールド(BRUCE OLDFIELD)、ヴェルサーチェ(VERSACE)などがいた。中でも彼女がとりわけ長く愛用していたのが、イギリスのオートクチュールブランドのベルヴィル・サスーン(BELLVILLE SASSOON)だ。 もともとベリンダ・ベルヴィルが1953年にベルヴィル・エ・シー(BELLVILLE ET CIE)の名で立ち上げたベルヴィル・サスーンは、1958年にデヴィッド・サスーンが加わったことで現在のブランド名に変更。ダイアナ元妃との付き合いは、1981年までに遡る。当時、ダイアナ元妃は婚約写真用の服を探しており、そこでロンドンのナイツブリッジにあったブランドのブティックを訪れた。だが、店は間もなく閉店時間。目にとまる服もなかった。おまけに王妃だとは気づかなかった店員は、代わりにハロッズへ行くよう彼女に勧めたと、2021年にケンジントン宮殿で開催された「Royal Style In The...

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