Vogue Japan

2 days ago | vogue.co.jp | Paulina Berges |Saori Yoshida

“スリム”旋風、再び──2025年春夏、シガレットパンツがカムバック ランウェイに、“スリムパンツ”が戻ってきた。長らく続いたワイドパンツ一強の時代に終わりが見え始め、2025年春夏コレクションでは、マックイーン（MCQUEEN）やバレンシアガ（BALENCIAGA）がスキニージーンズを提案。シャネル（CHANEL）は、パリらしいストレートレッグやクロップドトラウザーズで洗練されたムードを演出し、マルニ（MARNI）やボス（BOSS）は、フィット感を重視したシルエットで“スリム”回帰を印象づけた。そして今、その流れをさらに後押しするように、80年代の“シガレットパンツ”がスポットライトを浴び始めている。...

2 days ago | vogue.co.jp | Yui Sugiyama

──フレッドのブランド理念や美学を教えてください。 ヴァレリー・サミュエル（以下、VS） メゾン フレッドは、創業者であり私の祖父でもあるフレッド・サミュエルのユニークなヴィジョンと個性を90年近くにわたり反映し続けてきました。彼の温かく思いやりのある魂、特別な寛大さ、そして光と色石への無限の愛と揺るぎない「joie de vivre（生きる喜び）」によって、メゾン フレッドは「サンシャインジュエラー」へと定義づけられています。フレッドは輝きに満ちた創造性と大胆でタイムレスなデザインを融合させ、現在もコンテンポラリージュエリーの真髄を体現し続けています。そしてそのすべてが彼の人生に深く根ざしています。 ──あなたの祖父で創始者であるフレッド・サミュエル氏から受けた教訓やアドバイスを教えてください。 VS...

3 days ago | vogue.co.jp | Elise Taylor |Anzu Kawano

昨年、イタリアで“バウリニューアル（夫婦が改めて愛を誓い合うセレモニー）”を行ったインテリアブランド「EyeSwoon」の創設者アテナ・カルデローネは、晴れの日に身につけるジュエリーに、ダイヤモンドのカフブレスレットに加えて、1920年代もののヴィンテージのイヤリングとサファイアのピンブローチといった、2つのステートメントピースを選んだ。そのどれもが、ミニマルなディオール（DIOR）のドレスを引き立てていた。 「磨き抜かれた、上品なデザインに仕上げならがも、天然の素材を意外性のある形や組み合わせで使用する動きが、最近のジュエリーには見られます」とカルデローネは言う。そしてそれはどうやら、ただの個人的な見解ではないようだ。...

4 days ago | vogue.co.jp | Hannah Jackson |Anzu Kawano

クロエ・セヴィニー、トレイシー・エリス・ロス、そしてケイティ・ホームズがここ最近披露してきたルックには、ある共通点がある。それは、新進気鋭のシューズブランド、ジュード（JUDE）のヒールを取り入れていることだ。 ブランドを立ち上げたのは、ハイエンドな家具とインテリア小物に特化したヨーロッパ発のブランド、プロジェクト213A（PROJECT 213A）の共同創設者の1人であるユルギタ・ディレヴィシウテと、バイ・ファー（BY FAR）の元クリエイティブ・ディレクターのデニツァ・ブンバロヴァ。2024年11月にデビューコレクションを発表し、それからわずか半年強で、セヴィニー、ロスとホームズに加え、ニコール・キッドマン、アレクサ・チャン、カイリー・ジェンナー、スキ・ウォーターハウス、ハンナ・エインビンデル、マヤ・アースキン、ルース・ネッガといった数々のセレブを虜にしている。...

4 days ago | vogue.co.jp | Tatiana Ojea |Reona Kondo

暖かくなるにつれて、風通しの良いドレスやワイドパンツ、シャツやブラウスに心が惹かれる。今季、ロンドンでは70年代風のブラウスが大人気だという。これまで『VOGUE JAPAN』でもたびたび取り上げてきた通り、このどこか懐かしいムードは、シェミナ・カマリによるクロエ（CHLOÉ）の手腕と、そのランウェイに来場するアイコニックな人々からの影響が大きい。しかし注目すべきはそれだけにとどまらない。2025年春夏のランウェイやその周囲のストリートスタイルから、この季節に街で見かけるに違いない4つの旬のブラウスをピックアップした。 1.今季急浮上のポルカドット 2025年春夏シーズンのランウェイでいえば、ニナ リッチ（NINA RICCI）が発表したようなポルカドットが復活の兆しを見せている。今シーズンのトレンドを取り入れるなら、ダイアナ元妃を思わせるかっちりとしたシルエットではなく、首もとのリボンなどフェミニンなアクセントが光る一着を選びたい。 2.ボウタイのアレンジで遊んで...